ピアスのお悩みQ&A - ピアスを開ける準備編
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初心者向け|ピアスは痛い?開ける瞬間とその後の痛みや腫れについて
ピアスを開けたいけれど、「痛いのかな」「膿んだらどうしよう」とピアスが初めての方は、不安になることが多くありますよね。
実際の痛みはどのくらいで、どんなトラブルが起こりやすいのでしょうか。
ここでは、初めての方に向けて「開ける瞬間の痛み」と「開けた後の経過」をわかりやすくまとめました。
ピアスを開ける方法の違い

・ピアスを開ける方法の違い
皮膚科や耳鼻科などでピアッサーを使って開けるのが一般的です。
医師や看護師が行うので衛生的で安心。麻酔は基本的に使われませんが、医療機関ならではの清潔さがあります。
・美容外科・美容クリニックで開ける場合
美容外科では麻酔を使えることがあり、痛みに弱い方も安心できます。
また、ニードル(針)で開ける方法が採用されることもあり、仕上がりがきれいでアフターケアも充実。
料金はやや高めですが、「痛みを減らしたい」「きれいに開けたい」という方に向いています。
・セルフで開ける場合
市販のピアッサーやニードルを使って自宅で開ける方法です。
費用は安く済みますが、衛生管理や角度の失敗によるリスクが高く、感染や腫れのトラブルが起こりやすいため、初心者にはおすすめできません。
ピアスを開ける方法はいろいろあるけど、それぞれにメリットと注意点があるんだよ。
なるほど〜。でも、安心して開けたいなら病院とか美容外科ですよね?
そうそう。費用を抑えたい人はピアッサーを選ぶこともあるけどね。
初めてだとやっぱ不安も多いですよね。
そうだね。衛生面や仕上がりを考えると、医療機関で開けた方が安心だよ。
ピアスを開けた後に続く痛みと経過

・開けた直後〜数日
じんわりとした痛みや赤みがあり、触るとまだズキッとします。
・1〜2週間
開けた直後に比べると痛みは落ち着いて来るが、触ると痛みを感じるのは普通です。
・1〜3か月
この時期には痛みは落ち着きます。セカンドピアスの移行におすすめな時期です。
・3〜6か月
耳たぶのホールが安定するまでの目安。個人差はありますが、この間はなるべく動かさないようにしましょう。
実際に痛みを感じた時期を聞いてみました!
寝るときにまくらで圧迫されると痛かったなぁ。。
服を脱ぐときにピアスにひっかけると痛かった(>_<)
との意見が多く、タイミングによって痛みを感じることはあっても、1週間ほど経てば自然と落ち着いていくケースが多いようです。
起こりやすいトラブルと痛み

・膿む(細菌感染)
手を洗わずに触ると細菌が入り、膿が出ることがあります。何度も触るのはNG。
・腫れる(金属アレルギー)
アレルギーを起こしやすい素材を使っていると、痛みが長引きやすいです。
・痛みが長引く(キャッチや素材の問題)
キャッチを強く締めすぎて耳たぶに圧迫していたり、アレルギーを起こしやすい素材を使うと長引きやすいです。
・リンパ液が出る(自然な反応のひとつ)
透明や黄みがかったリンパ液が少量にじむことがあります。これは体が傷を修復しようとする自然な反応で、多くの場合は清潔に保てば問題ありません。ただし、膿のように濁ったり匂いがある場合は感染の可能性があります。
アレルギーを起こしやすい素材とは?

消毒のし過ぎによるトラブルとは?
ちなみみ、ピアスホールを清潔にしたいからと言って消毒液で拭くのはNGだよ。消毒のし過ぎは、逆にピアスホールを痛めてしまうんだ。
え~…それなら消毒はいつするんですか??
ピアスホールは、清潔にしておけばOKで、消毒まではしなくても大丈夫なんだ。
じゃあ、どうやってピアスホールを清潔にすればよいのですか?
一番なのは、お風呂の時に、シャワーで軽くピアスホールの付近をかけ洗いしてあげることだね。
痛みを知って、不安を減らしてピアスを楽しもう
ピアスを開ける痛みは一瞬のチクッとした程度。
その後も多少の赤みや痛みはありますが、正しいケアと素材選びで多くは自然に落ち着きます。
無理に背伸びしなくても大丈夫。
自分に合った方法とやさしい素材を選んで、ピアスを安心して楽しんでみてくださいね。
痛みを減らすためにできること
- 開ける場所はできれば皮膚科やクリニックで。
- ピアスや耳に触れるときは、必ず手を清潔に。
- 消毒はせず、お風呂の際シャワーで清潔を保つ程度に。
- 素材選びはとても大切。特に初めての方は、金属アレルギーが起こりにくい「高純度チタン」のピアスを選ぶ。
- 強い腫れや膿が続く場合は、早めに皮膚科や病院に相談する。
