子どもの晴れ舞台となる卒園・卒業そして入園・入学式は、母(ママ)としても大きな節目となる大切な日。第一印象が決まる日でもあるので、何を着ていこうか悩む一大イベントですよね。
ここでは周囲に好印象を与える、マナーをおさえた服装やアクセサリーなど小物の選び方を紹介したいと思います。
01,押さえておきたい服装マナー
一般的に母親の服装の基準は、セミフォーマルとされています。「セミフォーマルと言われても・・・どんな服装?」とパッと思いつかないですよね。
卒業式や入学式はきちんと感のある上品なコーディネートを意識した装いが求められるので、基本的にはセレモニースーツが適してます。
ただ、近年ではコロナ禍で規模が縮小されることが多い為か、きっちりし過ぎず少し型を崩した服装で臨まれる方も増えてきています。
それでも初めましての場は母親にとっても周囲の第一印象を決める日でもあるので、大人として最低限のマナーを守った装いを心がけたいですね。
1-1,服装マナー卒業式編
【服装】落ち着いた華やかさで
きちんと感を残しながらより華やかなデザインのセットスーツやワンピースとジャケットのアンサンブルなどが定番です。近年ではパンツスーツスタイルも多く見られるようになってきました。どんなスタイルでもジャケットの着用がベターですので、カーディガンやストールなどはNG。
また、スカートやワンピースを選ぶ際は、ひざが隠れるミディ丈を選ぶのが式典でのマナーなので、丈感にも気をつけましょう。
【色と素材】着まわせるカラーが人気
式の雰囲気に合わせた落ち着きを意識したダークカラーが主流です。スーツの色は黒やネイビーを着用するのが今でも定番みたいですね。 ただ、黒と言っても光沢のない漆黒は喪服となってしまうのでNGです。
最近はかっちりとしたジャケットで参加する方も増えてきましたが、典型的なスタイルとしては、ツイードやジャガード織りなどのジャケットも人気です。
1-1,服装マナー入学式編
入園・入学式は子どもの新たな門出、新入学を祝う式典となってます。
これからお世話になる先生やママたちと初対面となる大切な場でもありますよね。
子どもが引き立つように、母(ママ)は派手にならない華やぎを意識しながら上品なコーディネートで臨みましょう。
【服装】動きやすさならパンツスーツ
スカートタイプのスーツがやはり多いですが、次いでワンピース・パンツスーツが多いようです。パンツスーツはセミフォーマルではないとのことで以前はNGでしたが、最近ではパンツスーツのママ(母親)も増えてきました。
また、ひじやひざが隠れる服装がマナーとなるので、入学式が行われる4月は地域によっては暑さでジャケットを脱ぐことも考え、中に着るブラウスの袖丈には気をつけたほうが良さそうです。
【色と素材】春の明るい雰囲気を取り入れて
スカートタイプのスーツがやはり多いですが、次いでワンピース・パンツスーツが多いようです。パンツスーツはセミフォーマルではないとのことで以前はNGでしたが、最近ではパンツスーツのママ(母親)も増えてきました。
また、ひじやひざが隠れる服装がマナーとなるので、入学式が行われる4月は地域によっては暑さでジャケットを脱ぐことも考え、中に着るブラウスの袖丈には気をつけたほうが良さそうです。
02,小物はどう選ぶ?選ぶポイントと基本マナー
スーツと合わせる時にアクセントとして忘れてはいけないのが、靴やバッグ、アクセサリー等の小物選び。
基本はフォーマルマナーと同様ですが子どもの成長を祝うイベントなので、派手になりすぎず上品に見えるものを選んでいきたいですね。
卒・入学式は求められているマナーが少し違うので、抑えておきたいポイントを確認していきましょう。
2-1,きちんと感のあるバッグ
【フォーマル感のある小さめでシンプルなバッグがマスト】
【OK】素材は牛革か布製
【OK】定番カラーは黒、ネイビー、ベージュ、グレージュ
【OK】入学式なら白、アイボリー、淡色など
【OK】サブバッグ持参
【NG】スパンコールや柄物、チェーンバッグはNG
【NG】ブランドロゴが目立つものはNG
バッグは牛革や、光沢感をおさえた布製が定番です。 ハンカチやスマホが入るくらいの小ぶりで無地だとフォーマル感あっておすすめ。スリッパなどバッグに入らないものはサブバッグへ。
ブランドロゴが目立つバックはカジュアルに見られる為控えた方が無難かもしれません。
卒業式は式の雰囲気に合わせた、黒やネイビー、ベージュなど落ち着いたカラーが基本となってます。
入学式にはホワイトや淡いカラーで春らしいカラーを取り入れるのも良さそうですね。
華やかさを出すためにと、スパンコールやビジュー、チェーンバッグを選ぶのは
NGです。
2-2,動きやすい靴とストッキング
【パンプスの高さに気を付けて。タイツはNG!ストッキングはベージュを着用】
【OK】素材は革製、スムースやスエード。入学式ならエナメルもOK
【OK】定番カラーは黒、ネイビー、ベージュ、グレージュ
【OK】ヒールの高さは3〜5cm
【OK】定番カラーは黒、ベージュ、グレージュ
【OK】ストッキングは素肌に近いベージュ
【NG】ピンヒール(細いヒール)やハイヒールはNG
【NG】レギンスやタイツはNG
【NG】靴もストッキングも柄ものはNG
セレモニーの席では、サンダルやピンヒールは避け、つま先まで覆われるパンプスを選びましょう。ヒールは疲れにくい3〜5cmの物を選ぶと歩きやすく上品に見えます。ピンヒール(細いヒール)はNGです。
素材はスムースレザーやスエードが一般的ですが、入学式であればエナメル素材でもOKです。
身だしなみとして式典では素足では無くナチュラルなベージュのストッキングを履くのがマナー。黒のストッキングは葬儀を連想してしまうので避けましょう。
寒いからといってレギンスやタイツ、柄物はもちろんNG。
2-3,上品見えするピアス・イヤリング
【アクセサリーはパールが定番。大きすぎないものを選んで】
【OK】ピアス・イヤリングはパールが無難
【OK】ピアス・イヤリングはパールが基本
【OK】一粒パールの大きさは5mm〜8mm
【OK】ダイヤをつけるなら小ぶりなもの(3mm程度)
【NG】大き過ぎるものや大きく揺れるものはNG
セピアスは上品な光沢感あるパールが基本です。
パールの場合は5mm〜8mmの大きさが上品に見えますよ。
10mm以上のパールはカジュアルな雰囲気がでてしまうのでNG。
基本的に光りものを抑えるのがマナーとなっているので、パール以外を選ぶなら、小ぶりのダイヤであればOK。
耳たぶ内に収まるスタッドタイプや、小さく揺れるタイプを使い、大きく目立ちすぎないものを選んだ方が華美にならずきちんと感がでます。
ネックレスをしない場合は、少し大き目の8mmサイズの一粒パールピアスをつけてもきれいにまとまります。
なでしこスタイルの卒・入学式におすすめのピアスはこちら↓
スワロフスキー/桜グラスパール6mmとチャーム2点セット
・スワロフスキー/一粒グラスパール6mm(スタッド)
・スワロフスキー/一粒グラスパール8mm(スタッド)
・スワロフスキー/桜グラスパール6mm(スタッド)
・スワロフスキー/桜グラスパール8mm(スタッド)
・スワロフスキー/一粒ジルコニア「ダイアモンド」3mm
2-4,華を添えるネックレス
【白系のパールネックレスなら間違いなし。入学式なら2連パールやロングタイプで華やかにしてもOK】
【OK】ネックレスはパールが定番
【OK】1連パールの場合は7〜8mm
【OK】カラーは白系
【OK】入学式なら2連パールOK
【NG】グレーやブラックのパールはNG
ネックレスは身に着ける小物の華やかさに合わせて選ぶのがおすすめ。
定番のパールはネックレスとピアスのセットで使うと統一感もでて上品にまとまりますよ。1連パールの定番は7〜8mmが上品に見えるのでおすすめです。
お祝いムードのある入学式ではネックレスも2連パールやロングタイプで華やぎを出してもOK。逆にグレーやブラックのパールは喪を連想させるので避けましょう。
2-5,喜びを伝えるコサージュ
【華やかな印象にしてくれるコサージュでお祝い感を。原色カラーはNG】
【OK】コサージュかブローチ。付けなくとも良い
【OK】カラーは白やピンク、ブルーなどの淡い色
【OK】付ける位置は左胸の鎖骨辺り
【NG】赤や紫など原色に近いカラーはNG
コサージュは、卒業式と入学式で使いまわしてもOK。
カラーは白系や淡いピンクやブルーがきれいに見えます。華やかさが気になる場合はパールのブローチもおすすめです。
顔周りが明るく華やかな印象になるよう、左胸の鎖骨辺りにつけると良いですね。
入学式にコサージュで華やかさを添える場合、ネックレスは1連パールの方がスッキリ見えます。華やかにするためにと、赤や紫色など派手なカラーを選ぶのはやめておきましょう。
03,思い出に残る一日を。
マナーのOK・NGを押さえた服装やアクセサリーなど小物の選び方を紹介してみました。準備は整いそうでしょうか?
せっかくのハレの日の準備なので、服装やアクセサリーも楽しみながら選べたら良いですよね。
子どもの成長をお祝いする日、マナーを抑えた好印象になるようなコーディネートを参考に、思い出に残る一日を過ごしてくださいね。